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ぶらぶら会社訪問
啓明商事株式会社

これまでの訪問企業はこちら

その5-2 日常が歴史になってる

kinoko

どうも。

きのこ社員です。

 

「ぶらぶら社員のぶらぶら会社訪問」第5弾。

今回お邪魔したのはこちら!

 

京都の老舗呉服問屋 啓明商事
〒600-8423 京都府京都市下京区仏光寺通烏丸西入釘隠町249番地
http://www.keimei-shoji.com/contents/index.html

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京都市下京区にある老舗の呉服問屋さんです。

 

前回は、お茶目な社長のお出迎えで、

ぶぶづけを出される事もなく無事に中に入ることができたきのこ社員。

 

しかしのっけから圧倒される建物。

今回もまだまだビックリがいっぱいですよ!

 

ほな、お気張りやす~!

 

 

line

 

突然ですが、

 

与謝蕪村て知ってる?

 

 

あ、ごめんなさい。

ちょっといきなりすぎますね。

知的感出しちゃいましたね。

意識高い系ですみません。

 

えっと、引き続き家屋を見学させていただきます。

昔の日本人ってすごいなぁ、と思う心配りがいたるところにありましたよ。

 

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前の記事の坪庭を反対側から見たところ。

部屋から庭が見えるっていいですね。

室内であっても心の安らぎが得られそうです。

 

 

 

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こちらが客間になるのでしょうか。

 

いつだったかネットでも少し話題になりましたが、

日本のお部屋の特徴として「物を置かない」「空間を大切にする」というのがありますよね。

 

 

部屋には何も置かない。

箪笥も水屋も何もかも。

ただただシンプルに、空間を設える。

凛とした精神性の高さが、日本家屋の建築の隅々に、

お客様への心配りにと、自然と現れるんだなぁと背筋が伸びる思いです。

 

 

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和室の仕切りの襖の上にはそう、欄間ですね。

松と鷹が彫られています。

松は「神を持つ木」と言われているそうで、

鷹は、危険と感ずる所には飛来せず、また、長寿の動物とも言われており、屋敷、座敷の平穏と共に長寿と平和、優雅さの象徴とされてるそうですよ。

 

奥深い。。

 

 

 

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ほんでまた庭!!

中庭が出現!!

え~?!

 

 

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先ほどの坪庭よりも広くて、雨上がりなのでつやつやとしています。

 

冬になると雪が積もる事もあって、その時ばかりは従業員の皆さまも雪だるまを作ったりしてお庭遊びを楽しまれるそうです。

可愛い☆

 

雪に雪だるま。

映えるでしょうねぇ(#^.^#)

 

 

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和装も映えます。

野瀬社長、カッコいい。

 

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(同じ方です)

 

 

 

 

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縁側というのでしょうか、廊下というのでしょうか。

反対側からの眺めです。

夏はここでスイカとか食べたいですね。

満月の時は、お団子なんか食べたりしてね。

 

季節ごとのお団子や果物が美味しくいただけそうです。

食べる事ばっかですが。

 

 

 

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廊下を抜けた先にあるのがこちらのお部屋。

ここもまだ、お客様が入られる可能性がある、との事での心遣いがあるんですよ。

 

次の写真をご覧くださいませ。

 

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わかるかなぁ。。

天井の板の目に注目してください。

どの板も木目がまっすぐな線です。

 

変わってお隣のお部屋は、ご家族の方が過ごされるお部屋との事で少し違うのです。

 

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ほら。

天井の板の目。

木目がまっすぐなものではなく、節のところがあったりしますよね。

恐らく木の端に近い部分なのでしょう。

 

材料としては全く問題ないのですが、見た目の問題ですね。

お客様のお部屋には、整然と並んだ気持ち良い木目で揃える。

粋に心配りです。

 

ちなみに・・・

 

冒頭に唐突に「与謝蕪村」という名前を出しました。

与謝蕪村。

よさぶそん、です。

歴史の教科書に載っているこの与謝蕪村が、この家族用のお部屋で息を引き取ったのだそうです。

 

ちょっと最初理解できませんでしたが、なんだか凄いなと思いました。

何が凄いのかよくわかりませんが。

歴史上の人物って、ホントにいるんだなみたいな。

 

野瀬社長に聞いてみたんです。

」歴史の教科書に載ってる人が、

自分ちで息を引き取ったと聞いた時ってどんな気持ちなんですか?」

 

「そうなんや」

 

だそうです。

 

いや、いざ自分家となるとそうかもしれませんね。

息を引き取ることも、日常でしかありませんものね。

その日常を過ごした方が、たまたま歴史に残る人だった、と。

いやはや。

 

そんな与謝蕪村が最後を迎えた部屋の向こうには大きな蔵が。

 

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重厚そうな佇まい。

家の中に蔵がある。

我が家には金庫すらありません。

 

 

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襖の取っ手が可愛いんです。

何かの紋をかたどってるんでしょうか。

野瀬社長の家紋ではないそうですが、まぁるいのが可愛いですね。

 

 

さぁそれでは、家屋を隅々まで楽しませていただいたので、いよいよ本丸。

「呉服」部分をご案内していただこうと思います。

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こちらへどうぞ、の階段下には懐かしの黒電話が。

 

 

 

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階段を上がる野瀬社長。

この階段もまた趣があります。

 

 

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この手すりに使われている竹。

こちらの家屋が茅葺だった時に使用されていたものなのだそう。

ススで染まっている部分とそうでない部分がハッキリしています。

でも丈夫だしツヤツヤ。

 

日本家屋って本当にすごいね!!

 

という事で到着しました。

啓明商事株式会社さんの知る人ぞ知る秘密基地へ。。。。

(秘密でもなんでもありません)

 

 

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わぁ。。。。。。。。

 

 

 

(このシールドを超えられるのかみたいな変な使命感と共に続く)

 

 

 

 

きのこ社員

ガハハのセキュリティ(ベンガルトラのぬいぐるみ)の飼育係

2017.07.19