ガハハの日常
こんにちわ!イザベラです。
今回から、ガハハで展開しているサービスの技術に関する記事を発信していきます!
今回は、「AR(拡張現実)」についての記事を書きました!
「ARってよく聞くけど、実際どんなもの?」
「ゲームやエンタメ以外に、どう活用されているの?」
そんな疑問をお持ちの方に向けて、具体的な事例を交えながら
ARの可能性を分かりやすく解説します。
意外と身近なところで活躍しているARの世界を、ぜひ覗いてみてください!
皆さんは、「AR」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?
スマホをかざすと家具の配置をシミュレーションできるアプリ?
それとも、ポケモンGOのように現実の風景にキャラクターが現れるゲーム?
確かに、それもARの一つです。
でも、ARの本質は「ただ映像を重ねること」ではありません。
それは、『現実の中に隠れた情報や可能性を引き出し、私たちの見える世界をアップデートする技術』です。
たとえば、歴史ある街並みにスマホをかざせば、何百年前の風景が蘇る。
マニュアルを開かなくても、機械にARを使えば操作手順が目の前に表示される。
ARは、私たちの世界に“新しいレイヤー”を加え、
現実の価値そのものを変えていく力を持っています。
今回は、そんなARの価値と、実際の事例についてお話しします。
では、実際にARが提供できる価値を事例とともに紹介します。
(例)美術館で作品にスマホをかざすと、裏話や制作過程が3Dで浮かび上がる
(価値)「ただ見る」から「知る」にアップデートする
【事例】琵琶湖博物館のリニューアル展示
琵琶湖博物館では、AR技術を活用して展示をリニューアルしました。
来館者がスマートフォンを作品にかざすと、作品の制作過程や背景情報が3D映像で表示され、より深い理解と鑑賞体験を提供しています。
https://www.biwahaku.jp/exhibition/b.html
(例)城跡にスマホを向けると、そこに昔の城がCGで再現される
(価値)「ここに何があった?」が可視化され、歴史が“体感”になる
【事例】会津若松市の「AR幕末の会津若松」アプリ
このアプリをダウンロードし、鶴ヶ城天守閣や日新館跡など市内5ヶ所のAR撮影スポットでQRコードを読み込むと、
幕末当時の街並みや風景がCGで再現され、歴史を体感できます。
https://ar-go.jp/media/news/aizu_boshin150
(例)工場の機械にスマホをかざすと、メンテナンス手順がARで表示される
(価値)「知っている人しか扱えない問題」を解決し、業務効率を上げる
【事例】三菱重工業のAR活用
三菱重工業株式会社では、作業指示情報や部品情報を現場でAR表示させる取り組みを行っています。
これにより、紙の手順書を参照する手間が省け、実際の製品を見ながら検査記録を入力できるため、生産性の向上につながっています。
https://www.mhi.com/jp/business/technology/core_technologies/ai_dx.html
このように、ARはただのエンタメ用途の技術ではなく、
私たちの生活やビジネスの在り方を変える可能性を秘めています。
情報の可視化によって知識の共有を加速し、現実世界とデジタルをシームレスにつなぐことで、新たな価値を生み出す。
ARは、単なる「未来の技術」ではなく、すでに身近な課題を解決し始めています。
皆様のいる業界で、ARがどんな可能性をもたらすのか考えてみると
とってもワクワクしませんか?
では、また次回!
弊社ではARを使ったプロモーション等のご相談をお受けしています。
興味を持っていただけた方は、ぜひお問い合わせください!
WEB業務担当。趣味は仏教と競馬。